こんにちは、こんばんは。
アンチスピリチュアルなのにスピリチュアルど真ん中のマリです。
今日は「ノンデュアリティ」についてのお話しです。
ちょっと聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは「非二元」とも言われる哲学的・宗教的な概念で、「二元性の否定」を意味します。一般的な二元的な世界観、例えば「自己」と「他者」や「善」と「悪」といった対立する概念を超えて、すべてが一つであるという考え方です。
例えば、大きな海の水を少しすくっても、それはやっぱり海の一部ですよね？
ノンデュアリティは、世界もそんなふうに、すべてが一つの「大きな海」のようだ、と言っています！
ノンデュアリティとは？非二元の考え方
ノンデュアリティ、または非二元とは普段感じる「自分と他者」や「物事の対立」が、本当は一つに繋がっているという見方です。
通常、物事を対立して捉えることが多いですが、ノンデュアリティでは、すべてがひとつであり、分け隔てがないという概念が中心です。
この考え方は、ワンネス（すべては一つであるという感覚）とも深く結びついています。
すべてはひとつ、ワンネスの世界
ワンネスとは、物理的な世界だけでなく、感情や思考、スピリチュアルな面でも、すべてが一つであるという考え方です。
たとえば、自分と他者、そして自然や宇宙が繋がっているという感覚です。
これは、孤立して存在するわけではなく、すべてが相互に影響し合っていることを感じることで、心に大きな安定感をもたらしてくれます。
ワンネスを感じるための方法
- 自然に触れることで、地球や宇宙のエネルギーと繋がっている感覚を味わうことができます。森や海辺に行くと、風や光、草木の香りがすべてひとつのエネルギーとして感じられるでしょう。
- 瞑想を通じて、心を静め、雑念を手放すと、心がリセットされ、すべてが繋がっている感覚をより強く感じることができます。
エネルギーが織りなす世界
ノンデュアリティのもう一つの大切な要素は、エネルギーです。
すべてはエネルギーでできていて、それぞれが繋がり合い、絶えず流れています。このエネルギーは、個々の人や物を隔てるものではなく、一つの大きなエネルギーが分かれて存在しているだけです。
エネルギーを感じるコツ
- たとえば、誰かと話している時、意識を向けると、その人と自分の間にエネルギーが流れていることを感じることができるかもしれません。思いやりや優しさといった感情は、エネルギーとして相手に伝わります。
- 心が乱れている時や疲れている時は、呼吸を整えるだけでもエネルギーの流れが良くなります。ゆっくり深呼吸をすることで、自分のエネルギーが安定し、周りとの繋がりもスムーズに感じられます。
対立を手放し、調和を見つける
ノンデュアリティの考え方は、物事の対立を手放し、すべてが調和しているという感覚を取り戻すことにもつながります。日常生活では、「自分 vs 他者」や「良い vs 悪い」といった二元的な視点で物事を捉えることが多いですが、ノンデュアリティでは、そうした対立を乗り越え、すべてのものが同じエネルギーから成り立っていることを感じます。
対立を超えて調和を取り戻す方法
- 誰かや何かをジャッジせずに、「ただある」という状態を受け入れる練習をしてみましょう。何が良くて何が悪いと決めつけずに、すべての物事を同じ視点で見ることで、心に穏やかさが戻ってきます。
- 自分と他者の違いを強く意識するのではなく、むしろその境界を曖昧にし、同じエネルギーの中で共存している感覚を楽しんでみましょう。
ノンデュアリティのエネルギーを日常に活かす
ノンデュアリティの考え方は、日常生活にも活かすことができます。
エネルギーの繋がりを意識することで、自分と周りの人や環境との調和を取り戻しやすくなります。
また、対立やストレスを感じた時でも、その奥にあるワンネスの感覚を意識することで、心が軽くなり、リラックスして過ごせるようになるでしょう。
ノンデュアリティを活かすポイント
- 日常の中で、何かに集中している時やリラックスしている時など、エネルギーがどう流れているかを感じてみましょう。エネルギーが自然に流れている時は、心も体も軽やかに感じます。
- すべてが一つに繋がっているという感覚を、意識的に育ててみましょう。瞑想や自然の中での散歩、感謝の気持ちを持つことなど、小さなことでもワンネスを感じる瞬間を大切にすることがポイントです。
まとめ
ノンデュアリティ（非二元）は、世界が一つのエネルギーで繋がっているという考え方です。ワンネスの感覚を持つことで、自分と周りの人、自然や宇宙との繋がりを感じることができ、心に大きな安定感をもたらします。日常生活にノンデュアリティのエネルギーを取り入れることで、対立を乗り越え、調和の取れた毎日を過ごすことができるでしょう。
