こんにちは、こんばんは。
月やハーブはスピリチュアルに欠かせないアイテムだと思っているアンチスピリチュアルなマリです(^^)/
月灯りのハーブ便り ― 秋のはじまり
長かった夏が少しずつ遠ざかり、朝晩の空気に秋の気配を感じるようになりました。
まだ昼間には夏の名残があるけれど、ふと窓を開けた瞬間に入ってくる風が、昨日までとは少し違う。
日が暮れるのも早くなり、夜の時間が少しずつ長くなっていきます。
季節が変わる時って、不思議ですよね。
何か大きな出来事が起きたわけでもないのに、部屋を片付けたくなったり、服を入れ替えたくなったり。
温かい飲み物が恋しくなったり。
私たちも植物と同じように、季節の変化をちゃんと感じ取っているのかもしれません。
今回の「月灯りのハーブ便り」は、そんな秋の入り口のお話です。
秋は「増やす」より「整える」
春から夏にかけては、植物がぐんぐん成長していく季節。
新しいことを始めたり、外へ出たり、人と会ったり。
私たちの意識も自然と外側へ向かいます。
でも秋になると、その流れが少しずつ変わります。
木々が葉を落とす準備を始めるように、私たちも「これから何を持っていくのか」を考える季節へ。
新しいものをたくさん手に入れることよりも、
今持っているものを見直す。
必要のないものを手放す。
そして、本当に大切なものを残す。
そんな過ごし方が似合う季節です。
秋の始まりに選びたいローズマリー
今回おすすめしたいハーブは、ローズマリー。
すっと鼻を抜けるような、少しシャープで爽やかな香りが特徴です。
夏の暑さでなんとなくぼんやりしていた頭を切り替えて、「さて、そろそろ動きましょうか」と背中を押してくれるような香り。
秋の夜長に本を読んだり、勉強したり、ノートを書いたり。
何かに集中したい時にもよく似合います。
ローズマリーの香りを楽しみながら、今年の夏にあった出来事をノートに書いてみるのもいいかもしれません。
楽しかったこと。
頑張ったこと。
思うようにいかなかったこと。
そして、もう持っていかなくてもいいもの。
答えを出す必要はありません。
ただ書き出してみるだけでも、自分の中にあったものが少し整理されていきます。
夜が長くなる季節だから
秋になると、少しずつ夜が長くなっていきます。
夏ならまだ外が明るかった時間に、窓の外にはもう夜が広がっている。
そんな季節だからこそ、夜を「一日の余り時間」にしてしまうのは少しもったいない気がします。
照明を少し落としてみる。
好きな香りを焚いてみる。
本を数ページ読む。
音楽を一曲だけ、何もしないで聴いてみる。
たった10分でもいいんです。
昼間とは違う自分に戻る時間を作ってみる。
秋の夜長とは、そんな小さな贅沢を楽しむためにあるのかもしれません。
満ちた月から、少しずつ軽くなる月へ
9月の終わり、大きく満ちた月は、ここから少しずつ光を減らしていきます。
満月まで膨らみ続けていたものが、今度はゆっくり小さくなっていく。
占星術では、満月から新月へ向かう時間を「手放し」や「整理」に重ねて考えることがあります。
だからこの時期は、
「これから何を始めよう?」
と考えるだけではなく、
「私は何をやめてもいいんだろう?」
と考えてみるのも面白いものです。
やらなければいけないと思っていたこと。
誰かに合わせて続けていたこと。
なんとなく習慣になっていただけのこと。
秋は、余白を作る季節。
空いた場所には、きっとまた必要なものが入ってきます。
秋の夜、自分のために灯りをひとつ
お気に入りの飲み物を用意して、ローズマリーの香りを楽しみながら、少しだけ部屋の灯りを落としてみる。
窓の外には秋の月。
遠くから聞こえる虫の声。
そして、少し冷たくなった夜風。
特別なことをしなくても、それだけで十分なのかもしれません。
毎日を豊かにしてくれるものは、案外こういう小さな時間だったりします。
夏を走り抜けた自分に、
「お疲れさま」
と言ってあげるような夜をすごしてみてはいかがでしょうか?
これから始まる秋が、皆さまにとって心地よい季節になりますように。
それでは、また次の月灯りの下で。