依存と執着って何が違うのか、なぜ執着は手放さなければいけないのか。
そんなことを言っている友人がいました。
こんにちは、こんばんは。
アンチスピリチュアルなのにスピリチュアルど真ん中に生きている私は、執着の手放しをテーマにツインさんと3年くらいかけて悩み苦しみながら手放しをしてきました。
今は健やかで気持ちよく過ごしています。
執着がないって本当に楽ちんなんです♪
執着も依存も心理学や脳科学、スピリチュアル、どの視点から見てもネガティブ要素がたっぷり。
執着は心の自由を奪い、依存は自己成長を妨げる原因となることもあるとかあるとか。
手放してみて初めてネガティブなことだったんだと気がつき、手放せて本当に良かったと思っているマリです。
今回は、執着と依存の違いを理解し、そうしたら心が自由になり開放的で楽しい生活を送れるのかお伝えできればと思っています。
執着と依存の違いって何?
まず、執着と依存の違いを知ることが大切です。
なんとなくセットでお話しすることが多いのですが、依存する人は執着、執着する人は依存、どちらも激し目なので、私がカウンセリングする時はセットでお話ししています。
でも、実は全く違うモノなんです。
掘り下げるとかなり面倒な説明になってしまうので簡単にお伝えしていきます!
執着とは
執着は、仏教では何かに囚われている状態をいい、煩悩と同じように扱われる言葉なんです。
ネガティブの極みのような感じですね。
何かに強い感情を持ち、それを手放すことができない状態を指します。心が何かに囚われて身動きができずコントロールが効かない、失うことを恐れしがみついてしまう状態です。
捨てられない人もそうです。
モノを捨てられないのは失うことを恐れ、執着しているということです。
そして行きすぎるとゴミ屋敷になる、、、ということに、、、
執着しやすい人の特徴
- 自信がない
- 満たされていない
- 思い込みが激しい
- 自分の感情が優先
- 承認欲求が強い
依存とは
依存は、他者や物に頼りすぎて、自分自身で行動や感情をコントロールできない状態です。
例えばタバコやお酒、ギャンブルやスマホなど、身近にたくさん溢れています。
病的にやめたいのにやめられない状態です。
恋愛依存もそうですよね?
特定の相手というよりは『恋愛』に対しての依存を抱えている人が多いかと思います。
満たされていない部分を何かで埋めようとしてしまっている状態です。
また、自分でコントロールできない状況になるので、誰かや何かに答えを求めたり逃げてしまう、そんな感じです。
依存しやすい人の特徴
- 自己肯定感が低い
- ストレスを溜め込みやすい
- 完璧主義
執着と依存が心に与える影響
両者は似ているようで、根本的には異なるため、それぞれに合った対処法が必要なんです。
執着や依存が続くと、心は不安定になり、ストレスや焦りが生じます。
それは、自分の感情をコントロールできない状態を引き起こし、結果的に自分自身を見失う原因になります。
執着や依存を手放すことで、心の余裕と自由を取り戻すことができるのですが、依存も執着もしている状態がデフォルトになっていると、手放しをしたらどうなるかという不安に襲われてしまいます。
そんな友人をたくさんみてきましたが、口では今の状況を嫌がっていますが、行動は執着と依存にまみれた苦しい状況の中を好んでいるように見えました。
苦しいけど、そこにいたいのね?
でも、そんな人ばかりではないと思います。
執着も依存も手放すことで脳がクリアになるイメージです。
すっきりと解放された生活を送れるようになります。
手放すための5ステップ
1,自己認識を深める
まずは自分を知ることから!
自分が何に執着しているのか、何に依存しているのかを見つけることが第一歩です。日々の生活の中で、感情の起伏が激しい瞬間や、不安を感じる時を振り返ってみましょう。
メモをとって具現化することもおすすめです。
紙に書いてみると意外と大したことではないことで悩んでいたりします。
不安って自分の想像できる一番ネガティブな状態だと思いますが、不安を感じて考えていると不安なことが引き寄せられてしまうので気をつけましょう!
2,自己価値を再確認する
執着や依存は、自己肯定感の低さから来ることが多いです。
自分自身の価値を認め、周囲の人や物に頼らなくても十分であると感じることが大切です。
人間って自分が思っているより強くたくましい生き物なんです。
3,マインドフルネスを実践する
今この瞬間に集中することで、過去や未来に対する執着を手放すことができます。
日々の瞑想や呼吸法で、自分をリセットする習慣をつけましょう。
不安は未来を想像してネガティブなことを考えてしまうことで負のループへ陥ることが多いと思います。
今が良ければ、先の未来も良くなります!
4,限界を認識する
私たちはすべてのものをコントロールすることはできません。執着しているものが、あなたの手に負えないことを認めることが、心の解放への第一歩です。
自分をコントロールすることができないのに相手やモノをコントロールしようなんておこがましいことです!
5,心の断捨離を実行する
物理的な断捨離と同様に、心の中の不要な感情や過去の執着も整理することが大切です。感謝と共に手放し、前進することが新しい成長へと繋がります。
心の断捨離が難しい場合は物理的なところから始めるのがおすすめです。
心の自由を取り戻すために
執着や依存を手放すことは簡単なことではありませんが、少しずつ自己認識を深め、心の断捨離を行うことで、生活は驚くほど軽く自由になります!
まずは自分をよく知り、大切にすることです。
この記事が、心の整理をするための第一歩となることを願っています。